リモートアクセスのユーザー設定

このウィンドウを使用して、以下の操作ができます。

  • 特定のリモートアクセスユーザーを設定する。
  • DRAC ユーザー特権を割り当てる。
メモ: このヘルプ ページには、お使いのシステムではサポートされていない機能に関する情報が含まれている場合があります。Server Administratorでは、お使いのシステムでサポートされている機能のみが表示されます。
メモ: VMware ESXiオペレーティング システムの制限上、本リリースのServer Administratorではアラート処置の設定機能は使用できません。
メモ: DRACユーザー特権は、対応システムにDRACカードがインストールされている場合にのみ割り当てることができます。対応システムのリストは、『「Systems Software サポートマトリクス」』を参照してください。システムにBMCおよびDRACの両方がある場合、DRACが優先され、BMCプロパティは設定できません。

一般

ユーザーID 設定されているユーザー数。
ユーザーを有効にする 選択するとユーザーが有効になり、クリアするとユーザーが無効になります。
ユーザー名 このユーザー ID に対するユーザー名を入力します。
メモ: Intelligent Platform Management Interface(IPMI)の仕様により、このフィールドは American Standard Code for Information Interchange(ASCII)テキストのみを受け入れます。全角文字はサポートされていません。
パスワードの変更 選択すると [新しいパスワード][新しいパスワードの確認] フィールドが有効になり、クリアするとフィールドが無効になります。
新しいパスワード 新しいパスワードを入力します。
新しいパスワードの確認 新しいパスワードを確認の意味で再入力します。

IPMIユーザー特権

メモ: [シリアルオーバー LAN を有効にする] フィールドは、対応システムのみで表示されます。対応システムのリストは、『「Systems Software サポートマトリックス」』を参照してください。
表 1. IPMIユーザー特権
IPMIユーザー特権
LAN ユーザー最大特権認可 システム管理者 LAN チャネルの場合は、システム管理者特権を持つリモートアクセスユーザーのみがアクセスできます。
オペレーター LAN チャネルの場合は、オペレータまたはシステム管理者の特権を持つリモートアクセスユーザーのみがアクセスできます。
ユーザー LAN チャネルの場合は、ユーザー、オペレータ、およびシステム管理者の特権を持つリモートアクセスユーザーがアクセスできます。
なし LAN チャネルでアクセス特権を持つユーザーがいません。
シリアルポートユーザー最大特権認可 システム管理者 シリアルポートチャネルの場合は、システム管理者特権を持つリモートアクセスユーザーのみがアクセスできます。
オペレーター シリアルポートチャネルの場合は、オペレータまたはシステム管理者の特権を持つリモートアクセスユーザーのみがアクセスできます。
ユーザー シリアルポートチャネルの場合は、ユーザー、オペレータ、およびシステム管理者の特権を持つリモートアクセスユーザーがアクセスできます。
なし シリアルポートチャネルにアクセス特権を持つユーザーがいません。
メモ: リモートアクセスへのシリアル接続は、すべてのシステムで使用できるとは限りません。
シリアルオーバー LAN を有効にする 特定のユーザーにシリアルオーバー LAN 接続を有効にするには、このオプションを選択します。

DRAC ユーザー特権

次の表を使用して、ユーザーグループとユーザーの権限を確認します。

ユーザーグループ 特権
システム管理者 DRAC へのログイン、DRAC の設定、ユーザー設定、ログのクリア、サーバ制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、アラートのテストおよび診断コマンドの実行。
パワーユーザー DRAC へのログイン、ログのクリア、サーバ制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、およびアラートのテスト。
ゲストユーザー DRAC にのみログインします。
なし 特権は付与されません。
カスタム 以下の許可をどのような組み合わせでも選択できます。DRAC へのログイン、DRAC の設定、ユーザー設定、ログのクリア、サーバ制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、アラートのテストおよび診断コマンドの実行。

iDRAC ユーザー権限

次の表を使用して、ユーザーグループとユーザーの権限を確認します。

ユーザーグループ 特権
システム管理者 iDRAC へのログイン、iDRAC の設定、ユーザー設定、ログのクリア、サーバ制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、アラートのテストおよび診断コマンドの実行。
オペレーター iDRAC へのログイン、ログのクリア、サーバ制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、およびアラートのテスト。
読み取り専用 iDRAC にログインします。
なし 特権なし。
カスタム 以下の許可をどのような組み合わせでも選択できます。iDRAC へのログイン、iDRAC の設定、ユーザー設定、ログのクリア、サーバ制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、アラートのテストおよび診断コマンドの実行。
Server Administratorアクション ページに表示されるその他のボタンの詳細については、「Server Administratorウィンドウのボタン」を参照してください。